安定同位体比質量分析システム(MAT252 with CONFLOII, サーモ サイエンティフィック)

【設置場所】C棟地下102室

【管理責任者】根岸淳二郎

【概要】天然レベル・微量トレーサーレベルの安定同位体比を精密分析することにより、地球化学、生態学、海洋学、農学などの諸分野での現象を明らかにし、物質循環や生物活動など、地球環境に関わる研究課題に貢献するために使用されている。年に1-2回調子が悪くなることもありますが、CO2, N2の分析を安定して行うことができています。ここ数年は年間5千個の分析実績がある。元素分析計と標準ガスの消耗品費用は平均すると1検体200円程度かかる。標準ガスの分析を20%程度加算して測定費用を見積もることが重要である。オペレーションは、1週間程度のトレーニングで実行できることが普通である。コンフローによる燃焼と同位体分析を自分でやるためには多少熟練を要する。マシンの立ち上げから標準化までを一人で実施するのには少なくとも約3ヶ月程度の経験を積むことが必要であろう。